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数年に1回では意味がない

おすすめのペースは1年に1回

企業検診は、こまめに実施してください。
最低でも1年に1回は、従業員の健康状態をチェックしましょう。
すると初期の病気でも医師や看護師が気づきますし、その段階で治療を開始できます。
そしてすぐに治るので、仕事に穴をあける心配はありません。
また治療の負担が少なく、治療期間も短くて済むというのが病気の早期発見のメリットです。

そのため早めに、いつ企業検診を実施するのか考えましょう。
いくら企業から命令されても、繁忙期では病院に行く暇を確保できません。
結局検診がおざなりになってしまうので、逆に忙しくない時期を狙ってください。
比較的みんなの手が空いている時なら、従業員全員が積極的に健康診断を受けてくれると思います。

病気はどんどん進行する

病気に気づいたら病院へ行き、治療を受ければ良いと思っている人はいませんか。
しかし初期の病気は自覚症状がなく、自分で気づく頃にはすでに悪化しています。
その頃から治療を始めても、後遺症が残ったり、治療が終わるまでに長い時間が掛かったりするので、その前に病気に気づくことが大事です。
従業員の意識を変えるために、最初に企業検診を行う理由をきちんと説明しましょう。

さらに自分も、健康診断を真面目に受ける姿を見せてください。
会社で最も立場が上の人間がそのような姿を見せると、他の従業員もマネするはずです。
言葉で従業員に命令ばかりして、自分が何もやらないと不信感を抱かれてしまいます。
ですから、行動でアピールしましょう。


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